税金、保険料を払うために働く警備員がいる
保険料を払うために昼勤、夜勤の連勤を重ねるものがいる
警備員が収入から引かれる保険料
健康保険:収入の9.96%。ただし会社が半分出してくれる
厚生年金:18.182%。同様に会社が半分出してくれる
介護保険:40歳以上の人のみ払う。健康保険に上乗せという形になり、その場合健康保険は11.54%というレートになる
雇用保険:0.4%
労災保険:企業側が全額負担なので0%
これらの保険料算出の基準となる収入は、毎年4~6月の収入を平均した値を用いる
割合で言うと、(健康保険9.96%+厚生年金18.182%)/2+0.4%=14.471%が給料から確実に取られる
⭕税金について
税金については、所得税と住民税を払う必要がある。所得税は源泉徴収という形で毎月の給料に応じて引かれる
住民税は前年の所得に基づいて額が決まり、次の年に12か月に分けて払う
所得税について
所得税の源泉徴収とは、所得が確定した後で支払うのは面倒、予め毎月の収入から「大体こんくらい徴収しよう」というのが源泉徴収である
この源泉徴収と正確な所得税の値のギャップを埋めるのが年末調整である
税金の計算では控除が重要
バイト代が103万以下なら所得税は0円
給与所得控除の65万
基礎控除の38万
を合計した金額だ。バイト代が103万円以下なら、この2つの控除をマイナスすると課税所得はゼロとなるので、バイト代から所得税を払う必要はない。
【控除の一覧】
基礎控除:全員が必ず受ける控除
配偶者控除:年収が103万以下の配偶者がいる人が受けれる
医療費控除:医療費がかさんでしまった人が受けれる
社会保険料控除:上で説明した通り
生命保険料控除:生命保険に入ってる人が受けれる
地震保険料控除:地震保険に入ってる人が受けれる
雑損控除:災害や盗難で被害にあった人が受けれる
障碍者控除:配偶者や扶養してる親族に障碍者がいる人が受けれる
寡婦(夫)控除:離婚した人が受けれる
勤労学生控除:バイトしてる学生対象
寄付金控除:特定の団体に寄付した人が受けれる
警備員の中には、税金を払うために働いている人がいる
また独身の警備員ほど重税率になる