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トランジスタメガホンは、電子回路によって音声を増幅させるハンディタイプの装置である

雑踏警備業務においては必需品の機材であり、習熟度が試される

まず音量である

小さすぎる声、大きすぎる声、ボソボソと聞き取れない声、早口の声

 

広報は群衆がどう聞こえるかである

群衆といっても一人一人であり、感情をもった人間である

耳障りだなあと思われたら負け、音楽のように、心地よい音量があるはずである

広報の位置によって音量を事前にテストしておくことが大切である

 

次に角度である、位置にもよるが、心持ち上角度がよい

音をシャワーのように浴びてもらうという角度である

上過ぎると音が逃げてしまう

次に話すスピードである

早すぎても、遅すぎてもいけない

状況によって大きく変わるのでここは訓練となる

 

あなたの声はトラメガを通過し、「気導音」といって空気を通しての声となります

 

なにはともあれ楽しい思い出を持ち帰ってもらうための安全警備業務である

お願いであり、協力をしてもらう広報である

口角をあげ、思いやり、安心をさせる言葉、質がよい

聞き心地のよい声を出す訓練をすることです

 

 

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