○気道確保

・気道確保(頭部後窟あご先挙上法)

負傷者の喉の奥を広げて空気を肺に通しやすくする

・片手に額をあてる

もう一方の手の人差し指と中指の2本あご先にあてて頭を後ろにのけぞらせ

あご先をあげる

この時、指で下あごのやわらかい部分を強く圧迫しないようにする

・人工呼吸

気道を確保したまま額に当てた手の親指と人差し指で負傷者の鼻を摘む

空気がもれないようにして息を1秒かけて吹き込む

一旦口をはなし、同じ要領でもう一回吹き込む

吹き込みは二回までとし、すぐに胸骨圧迫に進む

人工呼吸をしている間は胸骨圧迫は中断するが、その中断時間はできるだけ

短くする

感染防護具をもっていると役立つ

負傷者の顔面や口から出血している場合や、口と口の直接接触をためらわれた

場合、人工呼吸を省略して胸骨圧迫のみを続ける