①窃盗の客体である財物には、法令によって所持、所有が禁じられているものも含まれる
②自己の財物の場合、他人が占有しまたは公務所の命令によって他人が看守するものであっても、自己の財物であるので、窃盗罪の客体にはならない
③旅館の部屋に客が置き忘れた財布を旅館の従業員が発見し、これを領得した場合には、窃盗罪に当たる
④金品物色のために金庫に近寄り、鍵に手をかけたような場合には、窃盗罪の未遂として罰せられる
⑤窃盗犯は、故意のほかに不法領得の意思を必要とするというのが通説、判例である
答え) ② 窃盗罪の客体になる