①群衆の主動線が交差する場所において混雑が激しくなった場合には、車両における交差点での交通整理と同様に、一方の動線を停止させ、他方の動線を流動させるという整理方法を交互にとる

 

②過密となるか否かは、動線上及び滞留場所における面積と、そこに集まる群集の数によって算出することができる

 

③事前の広報にもかかわらず、危険な群集密度に達した場合には、規制が必要な群集の先頭に対してその場で直ちに停止をかけ、前方の歩行動線の密度を上げないようにする

 

④適正な動線を決定するための検討は、それぞれの場所や区域において、群集を自由に行動させた場合の動線を予想し、その過密となる場所及び過疎となる場所を特定することから始まる

 

⑤ある場所が危険な群集密度になると予想される場合は、その直前までに群集に対し、ゆっくり進むこと、前の人を押さないこと、前の人との間に間隔を保つことなどの広報を徹底する

 

答え) ③  規制が必要な群衆の先頭だけに停止の規制をかけると、その後に続く群衆は先頭が停止していることに気づかず前の人を押すという行動にでる