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雑踏警備にあたる警備員が磨く技術のなかに広報がある
①情報広報
人々に対して事前に各種情報を与え、興奮・不満の発生の防止
今何を求めているか、どんな情報を与えればベストかを的確に判断して
繰り返し広報をかけていく
②規制広報
群衆が過密状態になり、危険が予想される、一部が秩序に反する行動をする時
事前にそれを察知して、是正を促し、不正行為等を改善させるための
広報である
たとえば、座り込んではいけない所を座り込む兆候が見えたときは全体の秩序を維持するために必要な事であることを説得する必要がある
一旦座り込むと今度は移動をお願いすることの方が大変である
最初の広報が最も大切である
③禁止広報
会場管理規定等に反する行為が発生した場合、速やかに警告、制止を行い
その行動を解消・阻止するためのものである
威圧的な態度、命令口調、不遜な仕草は絶対にしてはならない
相手の気持ちも組ながら、なぜダメなのか納得させる広報である
警備員は、日頃から心理学的にしっかり習得することが大切である
