大手ゼネコンの清水建設は6日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により13都道府県で止めていた工事を順次、再開すると発表した。関係者と協議を進め、早い現場では11日から本格的に再開する見通しだ。各地で工事を原則中断していた鹿島も、発注者の理解を得た現場については7日の始業点検から再開すると明らかにした。
清水建設は常時マスク着用や現場に入る際の検温、消毒態勢の整備徹底といった感染拡大防止基準を満たすことを再開条件とする。
鹿島も朝礼の分散や休憩所の拡大・増設を含めた3密の回避策を徹底。作業員、資材の調達先など関係者の生活を支えることを考慮したとしている。
共同通信より