小池都知事がこの問題で解決しようとした
ドイツの哲学者ヘーゲルが弁証法のなかで提唱した概念、aufheben
築地か豊洲かという、否定、反対する、2者択一を目指すのではなく
ドイツ語の aufheben には、廃棄する・否定するという意味と保存する・高め
るという二様の意味があり、ヘーゲルはこの言葉を用いて弁証法的発展を説明
した。つまり、古いものが否定されて新しいものが現れる際、古いものが全面
的に捨て去られるのでなく、古いものが持っている内容のうち積極的な要素が
新しく高い段階として保持される
築地か豊洲かと選択するのではなく、異なる新しい考え方に統合していく
その考え方である
これは警備員にも言える
AかBかという選択ではなく、全く新しい概念Cに統合していくという手法である
この弁証法はしっかり勉強する必要がある