止血法
○人間の全血液量は、成人の体重の13分の1から14分の1(約7~8%)で
体重60キログラムの成人では、約5リットルの血液があるといわれる
体内の血液の20%を急速に失うと「出血性ショック」という重い状態になり
30%以上失うと生命の危険にさらされる
成人でも1リットルの血液を失うと出血性ショックになり
1.5リットルの出血で生命が危険にさらせることになる
○小出血の場合
・感染防止のため血液には直接ふれない
・傷口を水で洗い流してから手当てをする
・口の中、口の近くの出血の場合、血液が直接口に流れ込まないような体位にする
・止血手当てを行った部位は、原則として高く保つ
・傷口に当てているガーゼ等に血液がにじんで来た場合、ガーゼを交換するの
ではなく、上から新しいガーゼを重ねる