アルバイト要員、ボランティア要員等との連携

雑踏警備の現場では、警備員以外に案内誘導要員としてのアルバイト要員やポランティア要員が参加することが多い

主催者が地方公共団体等の場合には、公務員である職員が案内誘導要員として多数参加する場合もある

これらの要員の業務は、実質的に警備業務の周辺で行われる業務であり

警備業務務密接に関係していることが多い

つまり、適正な警備業務を実施するためには、それらの要員との連携が必要不可欠とされることが多い
しかし、指揮命令系統については、アルバイト要貝、ボランティア要員、契約先の職員等は、少なくとも警備業者の従業員ではなく、現場において警備隊長や警備員が直接指揮命令できる関係にはない
そのため、それらのボランティア要員等の実施業務について、事前に十分協議し、警備員が行う警備業務との関連を明確にし

、必要に応じて警備員に対する教育と同等程度の教育を実施し、現場において警備員等と密接に連携しなければならないこともある

その場合には警備業者から積極的にその必要性を強調し、主催者側に必要な教育を実施してもらうなど、適切な対策が必要とされる