大旗

 

対策事項

徐行、停止、進行、幅寄せを実施する位置を間違えない

 

試験官、大旗による車両誘導要領の実技試験を実施する、制限時間は3分間、始め。

受験者は、①の位置で試験官に正対し『実施します』と言う

①の位置に大旗を二本持ち手を逆にしておく

大旗を一本を左手に持ち、右向け右をし、駆け足で②の位置に移動する

○徐行の合図

警笛を右手でくわえ、進行してくる車両に正対して左足を半歩左後方に引き、大旗を広げ、

右手で旗の握り口を左手は旗の反対側を右手と対象になるように握る

進行してくる車両の運転手に対し、大旗を頭上に上げ、まっすぐ体の前面を通り、体軸の上方から約150度下方の位置まで大きく

振る。戻すときは、逆の動作で頭上まで戻す、この動作を5回繰り返す

警笛は頭上から下に振り下ろすときに『ピッ』と単音で吹く

基本の姿勢に戻り、大旗を握り左手に持ち、右手で警笛をはずし、回れ右を行い①の位置に移動する

おいて有るもう一本の大旗を右手で取り上げ、駆け足で歩道上のA地点を通り、③の位置まで移動し、右向け右をする

○停止の合図

進行してくる車両に対し正対し、基本の姿勢のまま左手に両大旗を持ち、右手で警笛をくわえ

左、右と一本ずつ開き、それぞれの握り口を持ち、車両を注視し、両端を同時に、下から上へ通って垂直近くまで頭上に上げる

車両を注視しながら、大旗の先端が約30cmの幅で交差するようにゆっくり振り始め、大きく半円を書くように徐々にふり幅を

大きくしていきながら、5回頭上で交差させ、両肩の位置まで真横に水平におろす、警笛は約3秒間

両旗を水平に下ろし終ったときと警笛の最後が同時に終わるようにする

警笛の最後は、吹流しではなく『ピィーッ、ピッ』と区切り、大旗をぴたりと止める

両大旗を左手に持ち、右手で警笛を下ろし、大旗を一本ずつ握り、両手に一本ずつ持つ

右向け右をし、駆け足でA地点を通り、①の位置に移動し、左手の大旗を元の位置に置き、②の位置まで駆け足で移動する

 ○進行の合図

警笛をくわえて、左足を引いてやや半身の体勢になり、大旗を開き右手に持ち、進行方向の安全を目視で確認その後、車両に

注視しながら右手の大旗を肩の高さ水平にあげる。大旗を大きく半円を描くように、体軸から下方約45度を前を通って左方向へ

振る

戻すときは逆の動作で行う、この動作を5回繰り返す、警笛は、大旗の振りに合わせて約一秒『ピー』と吹く

基本の姿勢に戻り、大旗を左手で絞り持ち、警笛をはずし、回れ右をし、駆け足でB地点を通り、④の位置に移動し、右向け右を

する

 ○幅寄せの合図

左足を後ろに引いてやや半身の体勢になり、大旗を右手に持ち開き、前を通り頭上やや右前方に上げ、車両に注視しながら、大き

く半円を描くように、頭上を通って左肩の高さまで振り下ろす。戻すときは左肩の高さから、絡まないように頭上やや右前方まで

戻す、この動作を5回繰り返す

基本の姿勢に戻り、大旗を左手で絞り左手に持ち、右向け右をし、駆け足でB地点を通り、①の位置に移動する

左向け左をして、大旗を足元前方において、試験官に対し『終了しました』と告げる

 実技試験の留意事項

①徐行、停止、進行、幅寄せを実施する位置を間違えない

②しっかりと声をだし、気合いの入った演技および実施姿をみせる、特に右向け右等の基本動作をキビキビとメリハリよく行う

③間違った場合、「元い」と言ってその個所をやり直す

④警笛等のチェツクをしておく