年末は慌ただしく、気が緩みやすい時期です。
このタイミングを狙って 詐欺犯が一気に動き出します。
特に「年末特有の手口」があるため、
初期サインを知っているだけで被害を防げます。
◆ 年末に急増する詐欺手口 5つ
① 電話で“料金未納”を装う詐欺
「電気料金・ガス料金が未納です」
「今日中に払わないと止まります」
という “急がせるパターン” が急増。
※事業者が電話で支払いを催促することはほぼありません。
② 宅配業者を名乗る“偽SMSリンク”
「荷物を持ち帰りました」
「再配達はこちら」
などのSMSは、
クレジットカード情報抜き取り目的 の偽サイトに誘導。
年末は荷物が増えるため最も被害が多い時期です。
③ 投資を勧誘する“外国人アカウント”
SNSで突然メッセージを送り、
「投資で増やせる」「副業を教えます」などと接近。
最終的に金銭を要求する ロマンス+投資詐欺 が増加。
④ 自治会・マンションを装う“募金詐欺”
「年末清掃費」「防犯費用」という名目で
個人宅に訪問し、現金を求めるケースあり。
自治会が“個別訪問で集金”することはありません。
⑤ 役所・銀行を名乗る“還付金詐欺”
「医療費が戻ります」
「年末調整の払い戻しがあります」
と言い、ATMで操作させる手口。
ATMで還付されることは絶対にありません。
◆ 詐欺に遭わないためのポイント
🔸 1. “急いでください”は詐欺の合図
犯罪者は必ず急かします。
一度その場で電話を切るだけで被害は防げます。
🔸 2. SMSのリンクは絶対に押さない
年末は宅配偽SMSが最多の時期です。
🔸 3. 個別訪問での集金はすべて無視
本物は個別徴収など行いません。
🔸 4. 高齢者のいる家庭には必ず共有する
家族間で“詐欺ワード”を事前に共有するのが最大の防犯。
◆ 年末は“だまされない準備”が防犯の鍵
詐欺行為は
「忙しい時期を狙う」
「心理の隙を突く」
が基本です。
知っていれば防げる犯罪ばかり。
情報を共有し、家族・地域で守りましょう。
ロボダンによる防犯啓発も有効です。
#今日の防犯
#詐欺に注意
#年末詐欺
#特殊詐欺
#偽SMS
#ロマンス詐欺
#地域防犯
#警備技術士
