年末年始は、1年の中でも特に交通事故のリスクが高まる時期です。 帰省や買い出しで交通量が増えるタイミングです
最新の交通安全情報をふまえ、ドライバー・歩行者双方が今すぐ実践すべき「命を守る3つのポイント」をまとめました。
- ドライバーが注意すべき「年末の落とし穴」
年末は「急ぎ」や「疲れ」から、普段ならしないようなミスが起こりやすくなります。
「先急ぎ運転」をしない
渋滞や予定の詰まりから、つい速度を上げたり、無理な進路変更をしがちです。
「あと5分早く着いても、一生を棒に振るリスク」を常に意識しましょう。
夕暮れ時の「早めのライト点灯」
12月は1年で最も日が短く、16時台から事故が急増します。
ライトは「自分が前を見るため」だけでなく、「相手に自分を知らせるため」に早めに点灯してください。
飲酒運転の「完全根絶」
忘年会や新年会シーズンです。「一杯だけなら」「数時間寝たから」は絶対にNGです。
自転車の飲酒運転も厳罰化(2024年11月〜)されていますので、自転車でもお酒を飲んだら運転はやめましょう。
- 雪道・凍結路面への最新の警戒
今年の年末年始は地域によって路面凍結の恐れがあります。
「冬用タイヤ」の再点検
スタッドレスタイヤであっても、溝が減っていたり硬化していると滑ります。
橋の上、トンネルの出入り口、日陰は特に凍結しやすいため、慎重な操作(急ハンドル・急ブレーキ厳禁)を徹底してください。
車間距離は「いつもの2倍以上」
凍結路面での制動距離は、乾燥した路面の数倍になります。
- 歩行者・自転車が意識すべきこと
「車が止まってくれるだろう」という思い込みが危険です。
「反射材」や「明るい色の服」を着用
ドライバーから見て、黒っぽい服の歩行者は驚くほど見えません。
カバンに反射キーホルダーを1つ付けるだけで、発見される距離が数倍に伸びます。
スマホを見ながらの「ながら歩き・運転」禁止
周囲への注意が散漫になり、車の接近に気づくのが遅れます。
【防犯豆知識】
年末年始の空き巣にも注意! 帰省で家を空ける際は、「郵便受けに新聞を溜めない」「SNSでリアルタイムに留守を伝えない」といった防犯対策もセットで行いましょう。
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