巧妙な電話詐欺(フィッシング・スキャム)が非常に増えています。不安を煽ったり、親しみやすさを装ったりして、個人情報を聞き出そうとする手口です。
具体的に、あなたが挙げられた例には以下のようなリスクが隠されています。
- 「健康診断・アンケート」を装う電話
「便は出ていますか?」「最近の体調は?」といった立ち入った質問をするのは、個人情報の収集(名簿作成)や、その後の高額なサプリメント・健康器具の送りつけ詐欺の準備段階である可能性が高いです。
狙い: 「健康に不安がある」「一人暮らしである」「話を聞いてくれる」といったターゲット属性を特定すること。
対策: 役所や病院が、事前の約束もなく電話で詳細な排便状況や健康状態をアンケートすることはありません。すぐに切りましょう。
- 「電話料金の未納」を装う電話
これは「NTTファイナンス」などの実在する企業名を騙る典型的な手口です。
手口: 「料金が未納です。確認が必要な場合は1番を押してください」といった自動音声ガイダンスが流れることが多いです。
狙い: オペレーターに繋がせ、電子マネー(VプリカやApple Gift Cardなど)での支払いを要求したり、口座情報を聞き出したりすること。
対策: 「1番」などの番号は絶対に押さないでください。 不安な場合は、電話を切った後、公式HPに記載されている正規の窓口へ自分から電話して確認してください。
被害に遭わないための3つの鉄則
「自動音声」や「非通知」には出ない 心当たりのない番号や非通知からの電話は、留守番電話設定にしておき、必要な用事ならメッセージを残してもらうようにしましょう。
個人情報は絶対に教えない 名前、住所、生年月日、家族構成、銀行口座、クレジットカード番号などは、電話口では一切答えないのが鉄則です。
すぐに相談する 少しでも「怪しい」と思ったら、家族や警察の相談専用窓口「#9110」、または消費者ホットライン「188(いやや)」に電話してください。
こういった電話は、一度丁寧に対応してしまうと「騙しやすい相手」としてリストに載ってしまうことがあります。「心当たりがないので失礼します」と一言言って、すぐに切るのが一番の防衛策です。
