お子さんに伝えておきたい「4つの約束」
未就学児や小さなお子さんの場合、パニックになると体が動かなくなることがあります。「いかのおすし」を合言葉に、具体的にどう動くか話し合ってみてください。
いか:行かない(知らない人についていかない)
の:乗らない(車に乗らない)
お:大声を出す(「助けてー!」と叫ぶ)
す:すぐ逃げる(人のいる方へ走る)
し:知らせる(近くの大人や家に帰ってから話す)
📱 スマートフォンを向けられた際の注意
最近は「撮影」そのものがトラブルや犯罪につながるケースが増えています。「写真を撮っているだけだから大丈夫」と思わず、「ジロジロ見られたり、スマホを向けられたりして『嫌だな』『怖いな』と思ったら、すぐにその場を離れていいんだよ」と伝えてあげてください。
今すぐできる対策:
防犯ブザーの点検: 電池が切れていないか、お子さんの手の届く位置についているか確認しましょう。
「こども110番の家」の確認: 通園路や公園の近くにある協力家庭や店舗を、お子さんと一緒に歩いて確認しておくと安心です。
お子さんに教える「逃げる練習」
言葉で説明するだけでなく、遊びの延長でシミュレーションしておくのが最も効果的です。
「20メートル全力ダッシュ」の練習 大人が後ろから追いかけるふりをして、近くの「お店」や「こども110番の家」まで走る練習をします。不審者は「時間がかかること」を嫌うため、20メートル以上離れれば諦める確率がぐんと上がります。
「助けて!」より「わー!」 緊張すると「助けて」という言葉は出にくいものです。防犯ブザーを鳴らしながら、とにかく大きな声(叫び声)を出す練習をしましょう。
「いやです」「だめです」をはっきり スマホを向けられたり、話しかけられたりして違和感を持ったら、相手の目を見ずにすぐその場を離れるよう伝えてください。
- 外出時の「防犯装備」チェック
未就学児の場合、親御さんと一緒のことが多いですが、少し離れた隙(公園のトイレや自動販売機など)が狙われやすくなります。
防犯ブザーは「ランドセル」ではなく「胸元」に いざという時、手が届かないと意味がありません。子供の利き手側の肩ベルトなど、すぐに引っ張れる位置に固定しましょう。
GPS端末の活用 最近は、ボタンを押すと親のスマホに通知が行くGPS端末も増えています。居場所がわかるだけでも、万が一の際の初動が早くなります。
- 保護者ができる「地域の確認」
不審者は事前に下見をしていることが多いです。
「入りやすく、見えにくい」場所をチェック 公園の茂み、高い塀のある路地、人通りの少ない自動販売機コーナーなど、お子さんと一緒に歩いて「ここは注意しようね」と確認しておきましょう。
防犯メールの登録 今回のような情報をリアルタイムで受け取れるよう、自治体や警察(警視庁なら「デジポリス」など)の防犯アプリを入れておくと、近隣の発生状況が可視化されます。
⚠️ もし遭遇してしまったら
もし、お子さんから「変な人がいた」と聞いたら、以下の内容を優しく聞き出し、すぐに110番通報または最寄りの警察署へ相談してください。
どこで?(公園、通学路など)
どんな人?(服装、帽子の有無、スマホの色など)
何をした?(声をかけてきた、スマホを向けてきたなど)
「怖い思いをさせてごめんね」ではなく、「教えてくれてありがとう、もう大丈夫だよ」と、お子さんの不安を取り除いてあげることが最優先です。
