最近のカードには「タッチ決済(コンタクトレス決済)」の機能が搭載されていますが、その利便性を逆手に取った犯罪です。具体的にどのような仕組みで、どう防げばいいのか整理しました。
- 被害の仕組み:電子スキミング
犯人は小型のカードリーダー(読み取り機)や、スキミング機能を持つスマートフォンを隠し持っています。
非接触で読み取り: 満員電車やエレベーターなど、体が密着する場所でポケットやカバンの外側からリーダーを近づけます。
数秒で完了: わずか数センチの距離まで近づければ、カード番号や有効期限などのデータが無線で読み取られてしまいます。
- 何が盗まれるのか?
カード番号と有効期限: これらが盗まれると、一部の海外サイトやセキュリティの甘いECサイトで不正利用される恐れがあります。
ただし: 最近のICチップ技術では、決済ごとに「ワンタイムコード(動的コード)」を生成するため、カードの磁気情報すべてを完全に複製して偽造カードを作るのは非常に困難とされています。
- 効果的な対策
警備や防犯の視点から見ても、以下の対策が非常に有効です。
電磁波遮断(スキミング防止)グッズ:
スキミング防止カードケース: アルミ箔などが内蔵されたケースに入れるだけで、電波を完全に遮断できます。
スキミング防止カード: 財布の中にカードと一緒に重ねて入れておくだけで、妨害電波を出したり電波を吸収したりするタイプです。
利用通知設定:
カードを使用したらすぐにスマホに通知が来る設定にしておけば、万が一不正利用されても即座に気づいて利用停止できます。
カードの持ち歩き方の工夫:
財布をズボンの後ろポケットに入れるのは最も危険です。カバンの内側のポケットなど、外側から距離がある場所に保管するだけでもリスクは下がります。
防犯のプロとして「技術で守る(遮断グッズ)」ことと「仕組みで守る(通知設定)」の両面を意識しておくと安心ですね。
