警備業務は、人の生命、身体、財産等に対する侵害の発生を警戒し、防止する

日頃から刑法その他の刑罰法規を研究・理解して、犯罪発生時には、適正かつ的確に対

応できるように犯罪の成立用件についての知識をもつとともに、「正当防衛」としての

実力行使が許される場合やその限界について熟知しておく必要がある

 

○刑法の意義

刑法は、犯罪に関する総則規定及び個別の犯罪の成立用件や、これに対する刑罰を

定めている法律である

○罪刑法定主義

「罪刑法定主義」とは、「法律なければ犯罪なく、法律なければ刑罰なし」

いかに社会的、道徳的に避難されるべき行為であっても、法律によって

犯罪とされない限り犯罪ではない

その犯罪に対して、法律に規定する刑罰以外の刑罰はかせられない

何を罪とし、その罪に対してどのような刑を科すかは、国民の代表者である

国会で定めれる